ハッピーでスイートなハワイアンリゾートの香りのトリートメントです。

製作者の思い：

このトリートメント制作時の思いは3つあります。

①「香り」を重視したトリートメント

" SERVAME "の製品の多くは無香料です（一部にはエッセンシャルオイルを配合してあります）。
しかし、香りに関してはある方が良いとのお話もあり、トリートメントを作るに際して、ユーザーの年齢層と香りが好きか嫌いかについて調査しました。

そのきっかけは、とある若い娘さんのお話です。
「お母さんの買ってくるシャンプーは髪や肌にいいかもしれないけど、香りがないから私は使わない」と彼女は決めているそうなのです。つまり、自分の好みの香りがあるから、ドラッグストアでシャンプー＆トリートメントを購入しているということでした。
そのお嬢さんは肌が少し弱いそうなのですが、香りがないからとわざわざ強力な洗浄剤を使ってしまっています。お母さんの立場だと「娘の皮膚疾患が心配で」と選んだシャンプーなのに、使ってもらえないのです。

このように香りを大切に思う方もいらっしゃるため、" SERVAME "「ツルサラトリートメント」は香りを3種類ご用意しました。

② 洗い髪をほぐしやすく、乾かしたとき毛先がパサパサしない

シャンプーの後はホホバオイルのみを使えばいいというのは、外国なら普通の考え方です。
けれど、日本はオイルを使うことに馴染みがありません。
" SERVAME "でのシャンプーのやり方に慣れない時期は髪が絡まってしまうので、それをほぐすのは大変な作業になります。どうしても昔のシャンプー方法から変えられない方も、髪がもつれてしまって困っていらっしゃいます。
そのようなお困りの方のために「ツルサラトリートメント」を作りました。

ケラチンの集合体である毛髪と爪は、皮脂成分が抜けてしまうと崩壊につながります。
地爪を美しく整えるネイルサロンでも、ホホバオイルを1日に何度も繰り返し爪に浸透させ、爪を維持しつつ育てています。
髪の毛も同じです。ケラチンたんぱく質のばらけ始めた状態という、ダメージの始まりをなるべく起こさないためには、オイルを付けた状態が一番良いのです。

たとえば、こういう実験があります。
オイルが抜けた状態でビリつきが起きた髪を3時間ほどホホバオイルに漬けた状態にします。
これで、どうなると思いますか？
プリっとしたビリ付きのない髪になるのです。もちろん完全に戻せるわけではありませんが、コーティング系トリートメントの重たいシリコン皮膜で包み込む方法ではここまでの改善はできません。

けれど、こういう実験結果があっても、世の中の多くの女性はオイルを上手に使いこなせていません。

シャンプーに混ぜ物をしていない" SERVAME "シリーズですが、このままの状態では、折角お使いいただいている皆様の助けになりません。そこで、" SERVAME "「シャンプー」の効果を最大限に発揮し、よりパサつかない髪へ導くために開発されたのが、「ツルサラトリートメント」です。

③ 従来のトリートメントによる髪のダメージを減らしたい

市販のトリートメントの多くは、ダメージ部分の手ざわりを『しなやかに』するために、柔軟成分を使っています。柔軟成分を使えば、髪が濡れているときはトゥルントゥルンと手ざわりが良くなり、インパクト大。多くの方が使っていると思います。
けれどもデメリットも大きいのです。ダメージを受けている毛先も柔らかくなり、膨潤するので、使用を繰り返すと髪の空洞化が進みます。結果として、トリートメント成分が髪にダメージを与えているのです。これでは折角のトリートメントが逆効果です。

さらに市販のトリートメントの最も大きな問題は、仕上がりの感触を最大限表現するために重ためのコーティング剤（シリコン樹脂）を使っていることです。たしかに一時的な効果は大きいので、愛用している方は多いはずです。
けれども、このコーティング剤というものは頭皮に近い部分に残って蓄積されます。そうなると、ペタペタした髪を通り越して、ベタっとした髪になってしまいます。その対策のために、市販のトリートメントとペアになっているシャンプーはスルホン酸をはじめとした洗剤を配合しています。

これらは洗浄力が強いため、シリコン樹脂を根こそぎ落としていきます。けれども強すぎる洗浄力のせいで、ケラチンタンパクの集合体の髪の毛は、毛先やカラーのダメージ部分ほど悪影響を受けて空洞化していきます。同時に、髪を作る細胞もダメージを受けるため、やがて髪は細っていき、抜け毛も増えてきます。
そのような結果を避けるため、" SERVAME "「ツルサラトリートメント」は髪にダメージを与えないことを意識して成分を調整してあります。

【「ツルサラトリートメント」のコンセプト】

" SERVAME "「ツルサラトリートメント」は①～③の思いを元に、コンセプトを立てています。

『いい香りがずっと続いて、
　つるつるでサラサラ、
　毛先は使い続けてもパサパサしないし、
　トリートメントを使い続けても髪にダメージを与えない』

このコンセプトを元に、トリートメントのベースが完成しました。
それから、さらに香りを重視して改良を進めました。香りについてはプロの調香師に依頼しています。

【目指した香りは？】
・市販品や美容室専売品にありがちな香りにならないこと
・香水のように3段ロケットで香りを長く楽しめること
（トップノート・ミドルノート・ラストノート）
・しあわせな気分に浸れる香り（→リゾートの香りをイメージして）
・トリートメントの原料の匂いと調和するように
・夕方5時、ふと香ったときにテンションを上げてくれる香り

こうして一番最初に出来上がったのが『ハッピーでスイートなハワイアンリゾートの香り』です。
出来上がるまでに何人かの調香師とやり取りし、完成まで1年をかけました。
そして完成した後、嬉しい出来事がありました。
「香りがないから私は使わない」と" SERVAME "「シャンプー」を使わなかったあのお嬢さんが、" SERVAME "「トリートメント」の香りを気に入ってくれました。そして今では、肌に安心な" SERVAME "シャンプーとトリートメントを使ってくれています。
開発者として冥利に尽きるお話です。他にも、たくさんのお客様からお喜びの声をいただいております。

【お客様からの感想】
・夕方の仕事の疲れが出始めるころ、ふと自分の髪から香ったいい匂いに癒された。
・香りを嗅いだ瞬間、しあわせな気持ちになれました。
・私のために買ったのに、子供とお父さんまでいい匂いになっています。困ったものです。
・友達が泊りに来た時に貸してあげたら、同じのを買ってきてと頼まれました。
・いい匂いだったから、さっき使ったトリートメントがほしいです（サロン内にて）。

ご愛用くださる皆様、いつもありがとうございます。
本当に苦労して開発を進めた甲斐があったと感謝しております。

☆" SERVAME "「トリートメント」は、シリコン樹脂のコート系ではなく、マカダミアナッツオイル、ホホバオイルを使ったトリートメントです。使い続けても髪が傷まないのが特徴です。
☆ぬるいお湯でさっと軽く流しましょう。流しすぎないことが大切です。
☆毛先にぬるぬるした手ざわりが残るようにしてください。蒸しタオルなどは必要ありません。また、長く時間を置く必要もありません。「流しすぎに注意するだけ」で大丈夫です。
とはいえ、「つい流し過ぎてしまう」とお困りの方もいらっしゃいます。
このお悩みを解決すべく、タオルドライの髪につける「洗い流さないトリートメント」（アウトバストリートメント）を開発しました。
香りは「ハッピーでスイートなハワイアンリゾートの香り」と「みずみずしいローズガーデンの香り」を用意し、容量も100mlと150mlの2種類を取り揃えました。